手ぶらで生きる

私が毎日見ているYouTuberのしぶさんの本が、
イオンに売っていました‼

東海地区ではあまり売ってなかったので、
やったーと思って速攻買いました(^^)

タイトルは「手ぶらで生きる」。

しぶさんはミニマリストとしてブログで有名になった方です。

ミニマリストというのは最小限の物で生きている人のことを言います。
しぶさんのお部屋の写真が本にのっていましたがこちらです。

はい、
見事に何もないですね。
実際は何もないということではなく最小限で生きるという意味で、
とっても奥が深い概念なんです。

ちょっと語りだすと長くなるので、
仏教に照らし合わせて話をするならば、
禅宗の坊さんというのは本来的にはミニマリストです。
特に修行時代はほとんど自分の持ち物を持ちません。
袈裟と衣と持鉢(食事用のお椀)、
そして日常の最低限の物だけです。
だいたい行李(こおり)という竹で編んだ収納箱一箱に収まるくらいです。

とはいえ、私も修行時代はそこまで行きませんでした。
あれが必要、これが必要と、
結構物が多かったと思います。
それが修業年数も三年を過ぎた頃からはあまり物を持たなくなりました。
要はシンプルになったんですね。
そうすると修行も案外うまくやれる様になってきました。
最初の頃は物が多すぎて、
一つの物を出すのにめちゃくちゃ時間かかりすぎて、
瞬間で動かなければならない雲水の修行ができなかったんですね。
食事に行くのに、箸がない〜‼、とか、
いつもそんな感じでした。

このミニマリズムについては、
一言で言い表せない深みがあるのですが、
例えば龍安寺の石庭、
ものすごくシンプルでスキッとした空間を感じると思いますが、
禅的な美というのはミニマリズムとほぼ近いと言えます。
ごちゃごちゃしていないです。

ぜひ面白いと思った方は、
しぶさんのYouTubeや本を買ってみると面白いと思います。

奥深さを感じると思います。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA