誕生釈迦

中天竺の釈迦国の浄飯王を父とし、
摩耶夫人を母とす。
浄飯王即位三十年卯月八日寅刻、
誕生し七歩を踏み、
手を以って上下これを指して曰く
「天上天下唯我独尊」
と号す。

「神佛霊像図彙」を参照にしていますが、文章など同じではありません。漢文の難しいところは適当にしてます。

有名な天上天下唯我独尊という言葉ですが、
解釈は実はたくさんあります。
禅的に解釈するならば、天地いっぱいの我という存在を「オギャー」という声と共にお示しになられたということになるでしょう。
すなわちここでいう我とは、個人としての我ではなく唯一絶対にして天地いっぱい、宇宙いっぱいの我のことであります。

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