「私の体を埋葬し、記念碑は建てるな。
世界を征服した人間でも死んだら何も
残らないということが人々がわかるように。」
この言葉は誰の言葉か分かりますか?
そうアレキサンダー大王の最後の言葉として伝わっています。
これはなかなか言えないこと。
でも真実。
死んでしまえば、生前の金も権力も家族さえも置いて帰らなければいけないのです。
もって帰れるのは自分の心だけ。
お金や地位に執着していては成仏できません!!
世界征服をしてここまでのことが言えるアレキサンダー大王はただ者ではないことが分かります。
しかもまだ三十代でしょ。
亡くなったの。
まだまだ地上の欲も何もかも欲しい時期です。
ちょっとずつ肉体が弱っていって、執着をもつことの虚しさを悟るのとはまた別です。
その若さでここまでのことが言えたアレキサンダー大王は別格の器を持っていたと言って良いと思います。
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