十六善神図作成録・1

修行時代の同期である少林寺ご住職より、
十六善神図の作成のご依頼を受けました。

十六善神とは四天王と十二神将と合わせた合計十六名の般若経典を守る夜叉神とされる護法善神のことです。
図像で表す時は、十六善神に加えて中心に釈迦如来、
左に文殊菩薩、右に普賢菩薩、
また玄奘三蔵や深沙大将、
法涌菩薩、常啼菩薩などが描かれています。

私は趣味でイラストなどを描いており、
たまに頼まれて絵を描いたりすることもあります。

しかし!!
仏画などはまったくの素人であり、
日本画なども描いたことは一度もありません!!

正直、無茶だな〜っと思いつつ、
挑戦することは良いことだと思って描かせて頂こうと思います。


少林寺様から、紙と見本写真と共に送られてきたウィスキーです。
手紙には
「埼玉産ウィスキー(極小希少品)送ります。一杯やりながらでやってください」
と書いてありました。
果たして仏画を描くのにそれでいいのか・・・(^^;)

とにもかくにも、
挑戦、やってみるしかないと思います。
何回か連載しながら製作過程をご紹介させて頂きます。

関連記事

コメント

    • みどり
    • 2018年 11月 27日

    きましたかー
    わたしもなにか 御住職の芸術才能が
    花開くチャンスがありますように
    と思っていました
    出来上がるまでの経過とともに
    期待させてください

      • Hoshu Mizutani
      • 2018年 11月 27日

      ありがとうございます!!とはいえ、一度も仏画を描いたことがない身としては、無茶振り!!と心の中で叫んでおります。論語に「中道にして廃す」という言葉があります。力が足りないならば道半ばにして倒れることもある、しかし、挑戦もしないのはそれ以下である。」という意味です。やれるだけやってみようかと思います。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA