成功と墓参り


書店にいけば自己実現系の似たような本がたくさんありますが、
その中でも千田琢哉さんの本は好きです。
大手経営コンサルティング会社を経て独立された文筆家です。

みんな似たような事を言っている様でいて、
私にはなぜか千田さんの言葉がすごく響くのです。
中にはすごく影響を受けた本もあります。

今日はその中で仏教と関わる本として
「成功する人は、なぜ、墓参りを欠かさないのか?」
という本を紹介したいと思います。

基本的にはビジネスに関わる本がほとんどの中で、
この本はタイトルずばり墓参りです。

まぁでも、
考えてみれば息の長い成功者でご先祖様を大切にしない様な人は考えにくいですね。

プロローグの中で、
「成功者に共通するのは、畏怖の念」と言っています。
少しだけ抜粋します。

「これまでに、私が出会ってきた3000人以上のエグゼクティブたちの中でも、
とりわけ長期的な成功者、つまり”成功者”たちが共通して持っていたのは、この畏怖の念だ。
 人によって畏怖の念の対象は様々だったが、形而下の存在だけではなく形而上の存在も認めていたという点では、見事に一致していた。
 何かに畏怖の念を抱き続けられる人が、成長し続けることが許される人なのだ。」

その通りなのだろうと思います。
畏怖の念という言葉は今はあまり使われなくなっていますが良い言葉ですね。
私も神仏の前に立つ時、ひたすら頭をさげてぬかずく様な気持ちになります。
お墓ではもう少しアットホームな、
でも、いつも見守ってくれていてありがとう、という気持ちになります。

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