弘法縁日

毎月二十一日は弘法大師の縁日です。
弘法大師の入滅が三月二十一日であることが由来で、この日に弘法大師のあるお寺に巡礼する風習が残っています。
法蔵寺でも弘法大師の軸を掛けてお祀り致します。
弘法大師、空海様は真言宗の開祖ですが、宗派を越えて禅宗、浄土宗、天台宗などでもお祀りされています。
この日の朝課では「南無大師遍照金剛」と唱え光明真言を七遍お唱えします。

「オン アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニ ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン」真言(陀羅尼)はもちろん臨済宗でも唱えます。大悲呪や般若心経の最期の「ギャテイ ギャテイ ハラ ギャテイ ハラソギャテイ ボジソワカ」というのも真言です。
真言とは祈りであると教わったことがあります。心をこめてお唱えしましょう。