『八角の磨盤(まばん)空裏(くうり)を走る』

『八角の磨盤(まばん)空裏(くうり)を走る』

良識、

というものが私たちにはあります。

社会の中で生きていくにはとても大切なもので、

これがないと人間は人間として生きていく上で大きな支障をもたらします。

でも、

時にそういった良識とか常識とか、

そういったものをぶち壊していかないと進めない岐路に立たされることがあります。

本能に従って生きること…と間違ってとられるとすごく困るんですが、

良識よりももっと深淵なもの…それを仏性と言ってもいいし、大我と言ってもいいんですが、

それに気づいたら小さな良識という鎖をぶち切ることも必要、

いや、本当に私たちは、

固定概念でぐるぐる巻きにされて、

同じ行動パターンをぐるぐる繰り返しているのです。

『八角の磨盤(まばん)空裏(くうり)を走る』

という禅語があります。

八角の磨盤とはインドの武器のことで、

それが空を飛んで万物を破壊するという意味です。

これは宗峰妙超が他宗の僧侶と宗教討論をした時に放った言葉と言われていますが、

教本を読めば読むほどそれに囚われて頭が硬くなっていく学問僧に対して、

本物の法とはもっと自由自在なのだと伝えたものです。

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