二七日と書いて”ふたなのか”と読みます。
亡くなってから2×7で14日目になります。
初江王(しょこうおう)というあの世の裁判官の審議を受けます。
初江王の本地仏は釈迦如来です。
あの世の裁判官である十王の裁きの基準となるのは五戒(殺生、盗み、邪淫、妄語、飲酒)です。
この初江王の裁きでは特に殺生と盗みが問われるそうです。
嘘をついて誤魔化そうとしても無駄です。
獄卒の鬼たちに金槌で右腕をたたき割られ、白状させるための拷問が始まります。
正直…きびしい。
人として生まれて一度も罪を犯したことのない者はいない。
厳密に調べられたら私も間違いなく地獄行きです。
その為にも生前からの信仰と徳を積むことが大切なのですね。
こういった厳しい裁きも、
歴史の中で人に罪を犯させない為にはすごく効果的だったと思います。
私自身、子供の頃から地獄に行きたくないから悪いことしないでおこうと思ってましたし、
大人になるにつれてそういう意識も無くなりますが、
信仰に目覚めてからはやはり悪いことはできないというブレーキになっています。
そうじゃなかったらもっと悪いこと沢山してたでしょう。
一時…
子供の教育に地獄絵本が効果的だと話題になって、
それからしばらくして子供のトラウマになるから辞めた方が良いというのを教育専門家の意見をネットで見たりします。
確かに子供を黙らす為に脅したり、やりすぎは問題ですが、
私は子供の頃から地獄について教えることはものすごく教育効果があると思います。
なぜなら…地獄というのは本当にあるからです。
あなたが死んでからいく世界は、
地獄でしょうか?
極楽でしょうか?
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