心のギャップ①

仕事で心を病むことの中で、
結構多い比率が自分の望まないことを仕事としてやらなければいけないことだと思います。
やりたくないことをやらなければいけないと言っても良い。

仕事だから当たり前じゃん‼︎
そんな甘えたこと言ってたら社会人として失格よ。
という声も聞こえてきそうです。

とはいえ、
仕事というのは時に誰かを傷つけなければいけない仕事もある。
誰かに傷つけられることもある。
競争社会の中でライバル会社を追い落とさなければならない。
追い落とされるかもしれない。
同僚たちも結局ライバル。
時には自分を慕ってくれた部下にリストラ宣告しなければいけない時もある。
リストラされることももちろんある。
儲けの為には手段を選んではいられない。
もしかして犯罪すれすれの仕事を上司から頼まれることもあるかも知れません。

それは確かにこの社会そのものが間違っている・・・のかも知れないし、
現代はまだまだ成長段階の社会システムだからだと言えます。
同時に人間そのものがまだ成長段階の途中にある。
いろんな問題を抱えながら社会全体もアウフーベンしていく、とちょっと哲学的なこと言ってみました。

心のギャップを産む極地として、
戦争というものもある。
戦争も社会と人間がもっと円熟すれば無くなっていくでしょう。
現に日本では戦争を若い人は考えられないレベルになってきていると思います。
けれども、
心のギャップやストレスはまだまだ無くならないと思う。
そんなに簡単ではないですね。
法華経にも「三界は安きこと無し、なお火宅の如し」とあります。
この世界は火事で燃える家に住んでいるようなものだと言うことです。

そんな中で大切なのは、
なんでこんなに苦しいのか。
辛いのか。
そこに自分の心の声や叫びがあるはず。
そこにまず気づくことだと思います。

次回乞うご期待。

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