もし神と向き合うことを宗教と定義するならば、
宗教は決して特別なものではない。
お寺や仏壇、教会の中だけで、
人は神と向き合うわけではないから。
日常生活、
吸って吐く呼吸の中に神がある。
私も今職業としてお坊さんをやっているが、
お坊さんになる前であったとしても、
神を考え、
魂とは何かを問うていた。
そこにはもしかして今より純粋に求めるものがあったかも知れない。
将来、
宗教という言葉は無くなっていくだろう。
なぜなら、
人生の中で神を離れる瞬間など、
本当は無いから。
職業や形だけの宗教は消えていく運命にある。
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