般若心経の中に色即是空という言葉が出てきます。
色即是空という言葉はもしかして仏教の中で一番有名な言葉かも知れません。
けれどもチンプンカンな言葉でもあります。
いったいどういう意味なのでしょうか。
色(しき)とは色がある、つまり目に見えるものです。
私たちは目に見えるものだけが真実だと考えてしまいます。
眼に見えるもの、
耳に聞こえるもの、
鼻に臭うもの、
舌に味わえるもの、
身に触れるもの、
意に感じるもの、
それだけが真実だと思ってしまいます。
本当にそうでしょうか?
眼に見えるといっても、私たちの目が捉えられる波長は大変短いものです。
眼に見えないものもあるのです!!
実は現代の科学では捉えることのできないものもあるのです。
例えばダークエネルギーというのが宇宙中に満ちていると言われますが、
その正体について現代の科学はさっぱり分からないというのが事実です。
ダークエネルギーについてはまた今度書きます。
眼に見えない世界があるのに、
私たちは眼に見えるものだけを追い求め、
欲望に翻弄されて人生をおくるのですが、
哀れ人生は長くとも100歳超えることは難しい。
肉体は年をとって朽ち果てていくのです。
では、眼に見えない世界だけが真実でしょうか。
色は即ち是れ空
空は即ち是れ色
肉体にとらわれてはいけないし、
肉体をただ否定してもいけない。
真理は中に有り。
般若心経についてはもっと深くまた書きます。
たぶん、これが自分の人生のメインテーマなんだろうなと思うよ。
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