しょぼいお寺で生きていく

私が毎日見ているYouTuberのえらいてんちょうさんの本が、
面白いです‼️

ちょっと前に買った本ですが、
本当に参考になることが多い本です(^ ^)

タイトルは「しょぼい起業で生きていく」。

えらてんさんはYouTuberとしては宗教系YouTuberとして有名になりましたが、
実際はエデンというバーを経営していたり実業家なんですね。
企業コンサルタントなんかもしてるみたいです。

うちのお寺もこんなに小さなお寺はないというくらい小さいですが、
別に全然、それでやっていける道があるんですね。
そのヒントがたくさん書いてあります。
とても勉強になりました。

一つ、この本の中に書かれていることで、
「人が来なくなってつぶれる店は、少し前に尋ねるとすぐわかります。
本当に閑散として、空気が淀んでいる。
いわゆる「死臭」がするんですね。
反対に盛り上がっている店は、どんなに外観がボロかろうが、
店の一部が壊れていようが、活気というか生命力にあふれています。」
なるほど、と思います。
うちはお寺なので死臭なんかしたら、みんなびっくりしてしまいますね。
お店などで閑古鳥が鳴く時がある。
そんな時に仕事が無いからといってボケ〜としていてはいけない。
いかほど心の中は苦しくても、顔に出さず、じっと辛抱していると世の中は不思議なもので、
いつか景気というものは回復してくるものなんです。
これは勝海舟なんかも言っているけど、
そんなもんなんだと思う。

「現世は遊び」というのも良い。
しょせんこの世は仮のものですね。
そんな仮りの世の中なんだからいかに楽しく生きるかが大切で、
お金だとか、権力とか、そんなものに振り回されてはいけない。
もちろん生きている以上はお金も地位も必要だけど、
それは仮りだと知って生きるかどうかは、幸福度という意味ではかなり違います。
「世間虚仮 唯仏是真」ですね。

現世は所詮遊び事、
いつか死ぬんだから、
どうせだったら楽しく踊ろう、と語りかけてきます。

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