自己実現本ファンからは古典的名著として知られている本です。
本の中ではことさら強調されてはいませんが、
この「原因」と「結果」の法則というのは、仏教の因果律から来ています。
最初に紹介されている文章も初期仏教経典のダンマパタ(法句経)から来ています。
心の中の思いが 私たちを創っている
私たちは 自分の思いによって創り上げられている
私たちの心が邪悪な思いで満ちているとき
私たちには いつも痛みがつきまとう
雄牛を悩ます荷馬車のようにして
もし私たちが清い思いばかりをめぐらしたなら
私たちには喜びばかりがつきまとう
私たち自身の影のようにして
原因があって結果があるとか、
そんなのあたり前だと思います。
簡単な教えに思えます。
でも、これはつまり目の前に起きている現実はすべて自分の責任でもあるということでしょう。
そして大切なのは自分が変わらなければいけないということです。
DNAを書き換えたらカルマを返せるとか、
そんなことを言って大金を稼いでいる人も世の中にはいるようですが、
まったくの間違いだと言えるでしょう。
因果の法則は誰であってもくらますことはできません!!
それはお釈迦様であってもキリスト様であっても同じなんです。
DNAを書き換えるとか、そんなズルみたいなことはできないんです。
自分で撒いた種は自分で刈り取らなければいけないんです。
だから成長もあるし、面白みもあるんだと思うのです。
先祖供養とかでもそうです。
確かに先祖供養は大切なことだと思いますが、
自分の苦しみは先祖が迷っているからとか思ってたら、
それは大間違いだと思います。
自分が不幸なのは三代前のじいちゃん、ばあちゃんのせいでしょうか?
違います。
やっぱり自分の責任なんですね。
自分が変わらなければ本当の幸せは訪れません。
仮に先祖が迷っていたとしても、
自分が本当に大切なことを悟って、
そして自分の生き様を通して、
先祖に何が迷っている原因であるのかということを教えてあげることが大切なんです。
それが本当の供養です。
「原因」と「結果」の法則は、
とても奥深い教えですね。
稲盛和夫さんが
「成功の秘訣から人の生き方まで、
すべての原理がここにある」
と語っていますがその通りだと思います。
一回読んだくらいでは理解できませんし、
また、読み直そうかな〜、と思いました。
タイトル:「原因」と「結果」の法則
著者:ジェームス・アレン
サンマーク出版
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おはようございます
原因と結果の法則
わたしももしこれが
すべての人の規範となったら
この世はきっとすばらしい社会となると思えます
原因と結果は
過去が現在をつくっていて
現在は未来を作るの
法則であり
すべての責任がひとりひとりにあるということ
まだ多くの人は納得していないこの世です
とてもシンプルな法則なのに
今の自分がすべて原因で今後が決まっていく
その責任の重さを思うと自分の生き方がいかに安直か
でもその重さから 目を背けてしまう日々を
感じながら生きています
すみませんと小さい声であやまりながら
でも許していただいている
感謝の毎日です
ありがとうございます(^^)。いろいろ考えると反省点は多く、それでも確かに許されて毎日があるのですね。感謝!!