愛する人を亡くした時、
なんとか亡き人とコンタクトがとれないものかと思うものです。
それ自体は自然なことだと思います。
このgrief careのブログ記事の趣旨は亡き人ともいつか会えると信じることで、
心の安らぎが得られるのではないかというものです。
しかし、矛盾するかも知れませんが、
私は時にコンタクトはとれない方が良いのではないかと思うこともあるのです。
もし魂の永遠性を信じたとしても、
生前の亡き人と同じ様に自分の前にいて欲しいと願い、
そこにとらわれてしまうのならば、
それは魂が在るといいながら、唯物論と変わらないのではないかと思うのです。
心が縛られているのです。
私が伝えたいgrief careとはそうではありません。
本当に私達が肉体だけの存在ではなく、
相手の死を受け入れることができる様になった時に、
癒やしというものがあるのだと思います。
愛する人の死を受け入れ、前を向いてい歩き始めた時、
その人が側で微笑んで見守ってくれている様な、
そんな感覚を受ける時があるのではないかと思います。
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